糖尿病治療薬ピオグリタゾンなど新型コロナ感染抑制に有効か｜京大iPS細胞研究所
ピオグリタゾン → https://mttag.com/s/WIrmdYXJ7bI
既存の2つの薬が、新型コロナウイルスに有効である可能性を京都大学のiPS細胞研究所が発表しました。新型コロナウイルスは、感染力が強く変異する可能性が高い、RNAウイルスという種類に分類されます。京都大学iPS細胞研究所の井上治久教授らの研究グループは、iPS細胞などにRNAウイルスを感染させ、既存の500種類の薬の有効性を調べました。その結果、骨粗鬆症の治療薬である「ラロキシフェン」と、糖尿病の治療薬である「ピオグリタゾン」という2つの薬が、新型コロナを含む数種類のRNAウイルスの感染を抑制したということです。2つの薬は変異ウイルスにも有効な可能性もあり、海外ではすでに治験が始まっています。井上教授らは、「ヒトへの使用にはまだ検証が必要だが、新たな治療法につなげたい」としています
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